介護予防の必要性を少子高齢化から読み解く!

日本の少子高齢化が進むにつれて…「介護予防」という言葉を耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか?
2000年に「介護保険制度」という介護を必要とする高齢者を支える制度が創られました。
そして、その介護保険制度が2006年に改正された時に高齢者が介護を必要とする状態にならないための取り組みとして「介護予防」が始まったのです。
この記事では、日本の社会問題の一つ「少子高齢化」から介護予防の必要性をお話します。
読み終わった後には「介護予防って必要だよね…。」と感じてもらえる記事になっているので、読み進めてみましよう。
さ、それでは行ってみよう!
少子高齢化から見えるもの
下記の図は少子高齢化と言われる日本の総人口の現状から将来の変化を表しているものです↓↓↓

↑見てわかるように、2010年に総人口のピークを向かえてから下り坂になっていくもののピンクの75歳以上の人口が増えていくことがわかりますね。
ブルーの65歳以上の人口を含めると、これから先の日本の将来は3人に1人が高齢者になっていくのが見て取れます。
で、ここで注目して欲しいのが…
高齢者は増えていくけど、少子化が進んでグリーンの高齢者を支える若者の人口が減っていくという事実‼
要するに高齢者の支え手が減り、頼りにしている医療体制も圧迫混乱する時代になっていくということです。

それが、俗に言われていた「2025年問題」ということね!
さらに、ここからまた考え深い事実が明らかに↓↓↓
社会を生き抜くための介護予防の必要性
下記の図は時代ごとに高齢者1人に対しての支え手の人数を分かりやすく示したものです↓↓↓

1965年は1人の高齢者を約9人で支える「胴上げ型」、2012年はそこからグッと減り支え手が2.4人の「騎馬戦型」になりました。
で、さらに出生率が下がっていく2050年では1人の高齢者を1人の人が支える「肩車型」という厳しい現実がやってきます。
これからの日本社会は、今まで高齢者と言われていた人たちが更に高い年齢の人たちを支えなければならない社会体制になっていきます。
よって、これからの日本社会は高齢者も「支え手」になることが求められているのです!

将来は、高齢者の定義が65歳から75歳に引き上げられる可能性もあります。そうなれば、働く期間も自然に延びますよね…。
これからの社会を生き抜くためには…
- 健康で長生き
- 自立した生活
- 支えて側として社会貢献
そのために介護予防を意識的に取り入れて、『人生100年時代』に備える必要があるのです!
まとめ
今回は、日本社会の少子高齢化から介護予防の必要性をお話しました。
社会情勢などを図や表であらわすと客観的に捉えがちになってしましますが…
先ずは、他人ごとではなく自分ごととして捉えることが大事だと感じています。
これからも介護予防の必要性をあらゆる側面からお話していきたいと考えているので、お付き合いください。
ご覧いただきありがとうございました。