口腔ケア

口腔の介護予防とは?歯(入れ歯)が無いと認知症になりやすいって本当?

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皆さん、『8020運動』って何のことかわかりますか?

何とな~く…わかる方もいるのではないでしょうか?

答えは...「日本人80歳で27本中ある歯を20本は残そう!」という運動。

歯科疾患実態調査によると、現在は80歳で50%の方が達成されているようです。

人生100年時代といわれている昨今、口腔も100年持たせる時代になりました。

「食べること」は身体をつくる目的もありますが、それと同じくらい心の幸福感を得られる重要な要素です。

さ、最期まで人生を豊かにするために8020運動を達成し、口腔機能を維持していきましょう!

口腔の介護予防とは?

口腔ケアを怠ると…

  • 咀嚼力(噛む力)と嚥下力(飲み込む力)が低下する
  • 口腔細菌が増加する
  • 歯茎や口腔粘膜、口の周りが赤くただれる
  • 誤嚥性肺炎のリスクが高まる

高齢者になって残っている歯が多いほど、口腔ケアは困難になります。

むし歯・歯周病の治療はもちろん、口腔環境の整備のために歯科衛生士に診てもらうプロケアが必要です!

歯(入れ歯)が無いと認知症になりやすい

上記の図の結果から、赤いラインの歯がほとんどなく義歯(入れ歯)未使用の人は歯が20本以上残っている人の1.9倍認知症になるリスクが高いことがわかりました。

そして、歯がほとんどなくても義歯(入れ歯)を装着することで認知症の発症リスクを4割抑制できる可能性があるそうです。

「噛める歯がある」というのは、 認知症予防になります!

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上顎と下顎で咬み合わせる行為は、脳に血液が流れ込んで脳を活発にするのです。

まとめ

今回は、口腔の介護予防とは?歯(入れ歯)が無いと認知症になりやすいって本当?というテーマでお話しました。

口腔ケアはむし歯や歯周病を予防するだけではなく、全身の健康を守ります!

是非、かかりつけ歯科を決めて定期的に歯科健診に行きましょう。

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私は、3ヵ月に1度の定期健診は欠かさず行っています♪

では、また。

ABOUT ME
Acco
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介護予防指導士
特定非営利活動法人日本介護予防協会認定の介護予防指導士です。『最期まで自分らしく生きるためにできること』というコンセプトで習慣化できる介護予防情報をSNSで発信中!現在は大手介護付き有料老人ホームで介護職員として勤務。同行援護従業者(ガイドヘルパー)の資格も保有。「若い頃からの運動習慣は高齢期の体力に直結しており、高齢になっても体力が維持されやすいことがわかっています!」特に40代からの若い世代に介護予防を啓蒙。当ブログは弱視(ロービジョン)の方でも見やすい白黒反転のレイアウトになっています。
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