声に出して読むことの効果とオススメの本をご紹介!

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2024年9月17日に文化庁が公表した国語に関する世論調査によると「日本国民の6割以上の人が1ヵ月に1冊も本を読んでいない」という事実が明らかになりました。

スマートフォンの普及により読書離れが加速、現代は紙の本が売れない時代と言われています。

下記の図は、毎日新聞が取り上げた年代別の読書量減少の理由です↓↓↓

出典:毎日新聞

60代、70代以上の高齢者にフォーカスした読書離れの理由を探ってみると…

「視力低下などの健康問題」で読書ができない人は仕様がないとして。

「テレビの方が魅力的」で読書ができないという人の意識転換になるような内容をお届けしたいと思います。

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分かってはいるけど、どうしてもテレビばっかりになっちゃって…。

そんな方に向けて今回は、テレビをぼーっと見てる時間があるならコレやって!

声に出して読むことの効果と読書好きになった私がオススメする本をご紹介します。

さ、やっと本題に進みましょう!

声に出して読むことの効果は?

情報収集という目的は同じでも「テレビは受動的」「読書は能動的」とそこに大きな違いがあります。

テレビは視覚と聴覚のみで映像から情報を得ますが、すぐに忘れてしまう傾向にあるのです。

一方、読書は活字を読み解いて場面や心情を想像するという頭を使う作業になります。

よって、テレビよりも読書の方が脳トレになり、認知症予防に有効なのです!

また、本を黙読するよりも声に出して読むことで喉や口のトレーニングになり、口腔体操になります。

喉や、口、舌を使う口腔体操を習慣化することで滑舌良く話すことができ、嚥下機能を維持して食べることを楽しむことができる効果があるんです

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音読は新聞、俳句、詩、絵本など何でも構いません。

自分の好きなモノで楽しみながら続けましょう!

オススメの本をご紹介!

後半は、マイノリティ人間の私がオススメする本のご紹介になります。

オススメしたいのは…小説家、喜多川泰氏の「書斎の鍵」↓↓↓

ー書斎の鍵は、しかるべき人に預けてあるー

という亡き父からの遺言書を受け取った息子の浩平が、その「しかるべき人」を探し出す中での成長ストーリーが描かれています。

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「しかるべき人」にたどり着いたクライマックスシーンは、何度読んでもグッときます!

喜多川作品は深い人間模様の中に未来を前向きに生きるメッセージが散りばめられていて、繰り返し何度でも読みたくなる本です。

読書の最初のきっかけとしては、ビジネス書でも何でもいいと思います。

が、同じ読書でも「物語を読む」という方が…その物語にタイムスリップして作中の登場人物の心情に共感できるのでうつ病が緩和される効果も期待できます。

なので私は、過去の成功体験が書かれているビジネス書よりも未来が描かれている物語を読書に選ぶことをオススメします!

まとめ

今回は、声に出して読むことの効果とオススメの本をご紹介しました。

  • 新聞の社説、絵本、詩や俳句など何でも構いません。先ずは声に出して読む習慣を!
  • 情報を得るための読書でなく、未来を笑って旅するための読書をしよう!

また、「スマホに時間を取られて読書ができない!」という世代の人は…

1日に15分はスマホから離れて、本を開いてみる時間を取ってみてはいかがでしょうか?

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